東洋経済オンラインのこちらの記事で知ってからハマっています。
『路傍のフジイ』 © 鍋倉夫/小学館/ビッグコミックスピリッツ
職場では空気みたいな存在感の独身男性。
なのに、その生き方は破格の格好良さ!
コスパとかマウントとか承認欲求とか、そういうものの為に戦ってる人生が
なんだかどうでもよくなってくる…我々の価値観の外側で生きる男がここにいる!
今回はこちらの漫画を紹介させていただきます。
主人公は、独身・40代・非正規社員のフジイ。
サブ主人公の田中はフジイのことを最初は負け犬だと思っていました。
でも幸せそうな彼のことが気になってしまいます。
彼が田中。毎日つまらないと思っていた。
そんな彼から見たフジイは、いやフジイの肩書は超サエない。
田中はまだ30代なので、こんな40代を迎えてしまったフジイをかわいそうだと思ってしまう。
そんなフジイと比べて自分をなぐさめている。
ひょんな事でフジイの家に行くことになったのだが、たまたまその日はフジイの誕生日だった。
この時は、一人でケーキを食べる彼を寂しいやつだと思って見下していた。
彼の家には、趣味に関する本やグッズがたくさんあった。
そんな彼に皮肉を言う田中。
田中から見たらフジイの生き方は孤独で不幸に見えるのだ。
フジイの持つ価値観に驚く田中。こんな考えを持って生きていたなんて…
この漫画が伝えていることって、私が気づいて、コンプレックスを解消したことと同じなんですよね。
昔は田中のような価値観を持っていたから、自分の容姿や境遇にコンプレックスを感じていた。
きっと、私もフジイのように周りから哀れに思われていることでしょうが、
本当に幸せな生き方をするには、他人からどう見られているかとか、人と比べて勝っているか負けているかとか、そういうのを捨てなくてはいけないんですよね。
承認欲求を満たして満足して幸せな人もいるかもしれませんが、多くの人は承認欲求を捨てたほうが幸せに生きられる気がします。結婚しているお金持ちも、若い人も、美形さんも。
この漫画のフジイは、昔からこんな価値観だったみたいですが
もし田中の価値観のまま40代になってしまったら、きっと不幸な毎日だったでしょうね。
アマゾンのレビューを引用します。
中年が趣味を謳歌する系かと思っていたのですが、しっかりと心を揺さぶってきました。最高です。
ludensさん
とにかく沁み渡る。非日常の世界に連れていってくれるような漫画ではないけど、退屈な日常に悩んだりしながら生きる自分のような人間をアップデートしてくれる漫画だと思った。
UCKさん
あこがれる。みんなフジイを好きになる。
kawloonさん
彼みたいな人が、人として本当の強さみたいなものを持ってる人なのかなと思った。
デトックス効果のあるマンガで、人生に切羽詰まっている時に読むと、色々と考えさせられる良作です。
Kujiraさん
私が画像引用したのは東洋経済オンラインで公開していたから大丈夫そうだなと思った1話だけですが、マンガワンで3話まで無料で見られます!その後はライフ消費して一日8話まで無料です。(公開されている話まで)
ビッコミでも読めます。もちろんアマゾンで購入しても。
エキサイティングな内容ではないですが、なんか読みたくなる話です。フジイの生き方を追いかけたくなる。
フジイが美人からホテルに誘われたらどんな反応をするのか!?気になる方は3話へ。
そういえば最近知り合った人に、独身だと話したら羨ましいと言われました。
私も本当に幸せだな~と思っています。
独身の方が幸せだと言いたいわけではなく、どんな生き方でも自分らしく他人の目を気にせずに、人生を愉しめば良いうことです。
もし、おしどり夫婦みたいになれる相手がいるなら幸せかもしれませんが、こちらの漫画のような例もありますからね…。傍から見たらわからないものです。60年以上喧嘩したことがない夫婦の真実はこちら。