都営バス一日乗車券て知ってますか?
都営バス一日乗車券というのがありまして、
たったの500円で、都営バスが乗り放題なんです!
都バスは、どこまで行っても1回200円と元々お安いのですが
ちょっとした距離で乗り継ぎしたい時など、3回乗れば元が取れてしまうから
500円で乗り放題はとっても便利です。
磁気券タイプもあって、メトロ24時間券同様に「ちかとく」の特典を受けることができます。
でも、ピっじゃないとめんどくさいので使っていませんが…。
※じっくり見ていませんが、公園系は数十円の割引なのでスルーで良いと思います。
出光美術館は200円引きなので大きいですね。美術館めぐるをする時には磁気券を購入しようと思います。
私は都内に出る時は必ずと言っていいほど買う「東京メトロ24時間券600円」はよく使いますが
都バスの方は都民じゃないので、あまり使うことはないと思っていました。
調べてみると、すごい広い範囲使えるんですね。
葛西の駅でパンフレット「みんくるガイド」を貰いました。
みんくるガイドを広げると、ものすごい大きくてビックリ。60㎝×90㎝ですって。
PDFで事前に確認できますのでコチラからどうぞ。めちゃ重いですw
江戸川区の端、千葉の手前から、埼玉の手前、西の方は練馬の方までですね。
さすがに八王子までは行けないようです。基本的には23区内なんですね。
ただ、都バスに最初に乗るために交通費がかかってしまっては、お得感が薄くなります。
私の場合は、家から徒歩20分の場所に都バスのバス停がありました。
20分はけっこう遠いけど、千葉県民だからしょうがない!!
自転車でも行けますが、停める場所がなかったです。(郵便局とかはあるけど…)
自転車に乗れるような気候なら、なんなら銀座・浅草までそのまま自転車で行っちゃうので笑
バスに乗る意味がなくなってしまうので、今回は歩いて行きました。
というわけで、
都バス乗り放題の旅がスタートです♪
まずは乗車券を購入
こんなのんきな旅のために通勤ラッシュを悪化させては悪いと思い、家を出たのはAM9:30。
もう少し早くても良かったかもと思いましたが、とりあえずバス停に向かい、来たバスに乗りました。
目的地は特に決めていませんが、できればメトロ24時間券で行けない場所へ行きたい。
ただ、最終目的地だけは決めていましたので(後ほど紹介します)、帰りのルートを簡単に逆算しながら行動しなくてはなりません。
最寄りのバス停に着くと並んでいる人がいたので、これはバスがすぐに来る予感。
道路を渡って向こう側のバス停で待つべきか迷っていたら、すぐにバスが来ました。来たのは「葛西行き」
とにかく乗車券をゲットしないとなので、なんでもいいから乗りました。
だって、すぐに降りても、すぐに乗っても、何回乗っても料金は同じなんですもの~★★★★★
乗車券は、バスに乗る時に運転手さんに言えば、IC乗車券に簡単に登録してもらえます。
並んでいたら悪いなと思ったけど、ピっと一瞬でした。
車内に路線図がなかったので、本当にとりあえず葛西まで来ました。
葛西で「みんくるガイド」を貰いましたが、大きすぎて広げる場所がないし、字は細かいし
じっくり検討することもできず、またとりあえず次に発車しそうなバスに乗りました。
なんか気になる場所があれば降りてみたら良いと思ったけれど、まったくそんな場所は現れず。
テレビでやってる「路線バスの旅」のようには行かないですね💧
ちゃんと行き先を決めていないから、ここからしばらくはグダグダです。。。
私が乗ったバスは、船堀経由の錦糸町行きでした。
このバスの中で、マップを折りたたみながら吟味していました。
東京メトロで行けない場所が良いので、葛飾の方とか探したけれど、金町へ行くバスしかない。
う~ん、金町へ行ってもしょうがないしな・・・柴又とか行くのはなさそう。(あの辺は京成バスです)
そこで私が見つけたのは「向島百花園」です。
ここだ!!亀戸からバスが出てるらしい!!
その時の私は「水神森」というバス停の手前にいました。
私は、マップを見ながらだったのでバスの案内をちゃんと聞いていなかったのですが
「次は、水神森~亀戸駅へはこちらが便利です」みたいなことを言ったような…?
ここで誰かに聞ければ良かったんでしょうが、マップ上では次が亀戸駅っぽかったので聞きませんでした。
案の定、バスは亀戸駅には行かず、錦糸町駅に到着してしまいました。
錦糸町からも向島百花園に行くバスが出ていますが、
せっかく来たので錦糸町のカフェに入って、それからバスに乗るべきか…?とかなり迷いました。
錦糸町には、びっくりドンキー系列の「ディッシャーズ」というお店があります。
ずっと気になっていたので、入ろうかどうしようか迷ったのですが、時間の余裕があまりないのでやめておきました。
※新宿にもあります。電源、Wi-Fi完備、ドリンクバー350円が魅力的。ゆっくり出来る時に来たいです。
そして、向島百花園行きの「バス乗り場」の場所を調べたかったのですが、南口ターミナルの案内板が故障していて見れず。(しばらくいじりまわしたあとに、小さく故障中の文字を発見w)
やむをえずDQウォークを止めて(タブ切り替えるとほぼ落ちるんだもん)スマホで調べたら、北口にあるとのこと。(現在南口)しかし錦糸町駅は北口に回るのがいささか面倒な作りになっている。(改札と駅ビルを迂回しなければならない)
ふと今乗ってきたバスが、本数が多いようでどんどん来ていることに気が付きました。
北口に回るより戻った方が早くね?ということで、亀戸に戻ることにしました。
戻るのは今乗ってきたバスなので簡単でした。駅に行かないのはわかっていたので「亀戸駅通り」というバス停で降りて、駅方面に向かいました。ドン・キホーテの前を通ったのですが、廃墟となっていてびっくりドンキ(ホーテ)。
といっても閉店から3ヶ月しか経っていないのですが、かなり色褪せていました。閉店前から、あまり改装してなかったんでしょうか。そういえば亀戸は何度も行ってるけど、ドンキは行ったことなかったですね~
亀戸に戻ってからはなぜか非常にスムーズでした。
駅に着いたらもう目の前にお目当てのバス「里22 日暮里行」が停まっていて、乗り場を探すまでもなく乗り込みました。
バスは亀戸駅をずっと北上します。亀戸香取神社までは行ったことがありましたが、その先は初めて見る景色でした。
東武亀戸線の初めて聞く名前の駅(小村井駅)を通ったり、あとは普通の道路でしたが、新鮮でした。
下りるバス停はそのまんま「向島百花園」です。
向島百花園はバス停から入口まで少し離れていましたが、無事に到着しました。
そして、こちらが今回のメインイベントとなりました。
向島百花園の萩まつり
墨田区の公園で、電車ならスカイツリーラインか京成押上線でも来られますが、押上から乗り換えなので
電車で訪れていたら倍の料金かかってましたーーーん~都バスお得☆
入園料は150円。安っい~~~!!!
無料に毛の生えた程度だろうと思っていたのですが、意外と見ごたえがありました。
この日、新しいレンズの初撮影おでかけでもありました。
どんな写真が撮れるか楽しみです♪
この日の園は、萩まつりの真っ最中でした。
和菓子の「おはぎ」や仙台銘菓「萩の月」は大好きですが「萩」という植物がどんな植物かわかりません。
中に入っても、どれのことか最初わかりませんでした。
入ってすぐの灯篭やカボチャなどに注目し、写真を撮りまくっていたのですが、
これはほんの序の口。中にはまだまだ撮影ポイントがたくさんありました。
素敵な絵と唄の描かれた灯篭も、いちいち写してられないほどたくさんありましたし。
他の庭園だと、秋と言えば紅葉やコスモスなんかが見られるかと思いますが
こちらでは、他では見られない秋の風物詩が見られる場所という印象を受けました。
まずおもしろかったのが、ひょうたん(瓢箪)です。
あんなにかわいい形をしたものが、数は少ないけど、大小様々ぶら下がっているのがとてもユニークでした。
瓢箪って、意外と見かけないですよね。育てるの難しいのでしょうか。
瓢箪の他にも、へちまとかぼちゃとゴーヤ(だったかな)もぶら下がっていました。
葛棚が気に入って、少し休憩させていただきました。葛も初めて見ました。これがくず餅になるのねー
以下に今回撮影した写真を一挙にアップしま~す☆
こだわりの一枚は何がこだわりかわかります?手前と奥、両方にボケを入れたんです~
デジタルテレコンの方はちょっと画質荒いですが、被写体の大きさちょうどよい感じだと思います。
江戸時代に発祥をもつ花園というところで、色々なところがレトロで趣がありますね。
ライトアップしたところを見たいのですが、情報がなかったです。
イベント的な感じではなく、日が沈んでから灯るらしいので次回は遅い時間に訪問したいです。
あと、気になったのは売店です。
店内に席がある感じではなく、たぶん外で食べるっぽいです。
といっても飲み物しかないですけどね。お菓子以外は。
バスまでまだ時間があったので、カメラで遊んでいたのですが、「ブタの蚊遣り器」を撮っていたら
見知らぬおじさんに「これ何か知ってる?今の若い子は知らないでしょー」って言われて、「蚊やり、ですね」と答えた私。
たぶんおじさんは自分の知識を若い子に自慢したかったのでしょう。
「知らないですー」
「蚊取り線香入れるんだよー」
「へーそうなんですねー」
というやり取りを期待していたのでしょう。
「蚊遣りですね」「え?」「かやり」「え?」って何度も繰り返してしまった(笑)
良く見たら若い子じゃなかった!って思われたかな💧
ていうか、ブタの蚊取り線香みんな知ってるでしょ!
そんな感じで、向島百花園には1時間15分ほど滞在してしまいました。写真撮ってただけなんですけどね。
ここからの帰り、またアホなことをしてしまいました。
バスの時間5分前に園を出ればいいと思っていたのですが、気がつけばグーグルマップに書かれてる時間2分前。
あれ?!っと思って猛ダッシュでバス停に行ったのですが、時間を過ぎてもまだバス停に人がいました。
遅れてるのかな、、、と思ったのですが、良く見たらグーグルマップに書かれてた時間は園を出る時間だったのでした。まだ5分前なのに、なんでこの人猛ダッシュで来たんだろうと思われたかもしれませんね。。(笑)
ところで、バスにUSB充電ポートがあるの知っていました?高速バスじゃなくて、路線バスで!!
私は普段一番前の席には乗らないので気づかなかったのですが、ありました。
他の席にもあるのか、他のバスにもあるのかわかりませんが、便利ですねー!
比較的新し目な車両が来たら付いてる可能性大ですね!!
麻辣湯が食べたかった
さて、私は錦糸町行きのバスに乗りました。
もう一箇所どこか遊べる場所に行こうかと思ったのですが、13時過ぎてお腹も空いていたのでやめて
お昼ご飯にしようと思いました。
この日の私はインドカレーか麻辣湯(マーラータン)が食べたかった。
どちらも『マツコの知らない世界』で紹介していたから。(TVerで観ています)
まずグーグルマップで麻辣湯を検索してみたら、錦糸町にあるみたいでした。
亀戸も候補に入れていくつか店舗を調べていたのですが、なぜそこに決めたのか忘れましたが
「四川麻辣湯 縁苑 錦糸町南口駅前2号店」に行くことにしました。
錦糸町から少し迷いました。大きい地図で見ると国道沿いに見えますが、拡大したら1本中に入ったところでした。
席は空いているように見えるけど、外で待っている人がいたので様子見をしました。
中に待っている人がいて、その人はテイクアウトだったのですが、順番待ちだと思ったようです。
すぐに店員さん(中国人?)が「空いてるよー」ってフランクな感じに店に入れてくれました。
常連さんが多いようで、「久しぶりー」とか「いつものー」とか話していました。
注文方法は、ケースにある具材を5種類選んで、麺の種類と辛さをレジで伝えるスタイルです。
私は前もって口コミで読んだのでわかったのですが、教えてくれないとわからないですねー(笑)
辛さは「ピリ辛」が一番辛くないやつだと記憶していたので、記憶のとおりに注文したのですが
良く見たらメニューにもっと下の0.5辛がありました。(辛さまゼロもあります)
具材は、狙っていたパクチーと芋団子がなかったので
青梗菜、豆腐麺、しいたけ、トッポギ、うずらの卵にしました。
麺は普通の春雨、板春雨、ラーメン、刀削麺から選べます。
私は板春雨にしましたが最後の一つだったようで、次の人は品切れと言われていました。
コップがゴールドで綺麗だったのでつい写してしまいました。
常連さんと話していたのですが、パクチーはこの時期高くて買えないのだそうです。
若い女性の店員さんがふたりでしたが、買い物も彼女たちがやっているそうです。
そしてお味は、ヒーカラ~🔥🔥🔥🔥🔥でした!!
辛くて食べられない!どうしよう!って感じ。
あまり辛くない具から食べてみたり、すりごまがあったので大量に入れてみたり・・・
でも冷めたらなんとか食べられましたが、なんか味わう余裕がなくて疲れました。。
もっと美味しく食べたいので次は0.5辛で、パクチーのある時に行きたいです。
みんなは中辛にしてたけど、辛くて味なんてわかんないんじゃないかと思うんですけど、不思議ですね。
更に、レジの横に山椒とかニンニクとか辛さを増すものが置かれていました。会計の時に、これなんですか?ってやっと聞けた私。辛さを抑えるものがあれば・・・と思ったけど、ココナッツの絵が描いてあるのはジュースでした。
「これはジュース!調味料じゃないよー笑」って終始気さくな店員さん。入ったばかりの時は常連さんが多いから気後れしていましたが、すぐに馴染んでしまいました。もう帰るところでしたけど、もっと早く話しかければよかった!
何度も通う店で顔を覚えられたら嫌だなーと私はいつも思うのですが、なんかこのお店は大丈夫な感じでした。近ければ常連になりたいです。一人暮らしでさみしいので…笑
ところで私が店に着いたのは14時くらいだったのですが、ランチタイムはとても混んでいたそうです。
「テレビでやったからー」って話していたのですが、やっぱりみんな食べたくなるのねーと思っていたら
まさにテレビに写ったお店がこちらだったんです。帰ってからもう一度TVerを観て発覚。
普段あんまり集中してテレビ観ていないので、気が付きませんでしたが、まさにこのお店でした。
4~5人座れるカウンターと二人がけのテーブルが4つくらいの小さい店舗でしたよ。
麻辣湯で検索してここに辿り着いたということは、実はそんなに流行ってないのでは??笑
他にもたくさんのお店で導入しているメニューなのかと思っていました。
でも麻辣湯という名前はけっこう知られているのかな??
最終目的地へ向かう
さて、お腹がいっぱいになった私は、最終目的地へ向かうことにしました。
本当はカフェに入って甘いものを食べたかったけど、あっちで食べられるかも?と期待して行きました。
そこは自転車では微妙に遠い上に、入館料が高くて今まで一度も行っていなかった「古代の湯@新小岩」というところ。なんか昔ながらのスーパー銭湯というか、とにかく古そうな感じの温泉です。
江戸川区周辺で社、小岩の温泉、船堀のまねきの湯、浦安の万華郷、と次々と閉店に追い込まれている温泉。
よくここが残っているな~と感心してしまいます。
ウェブサイトを観ても、そんなに惹かれる部分がないんですよねー。
でも私は江戸川区に住んでいたこともあり、温泉好きなら一度は行っておかなくては!と思い、体験しに行くことに決めました。
新小岩なら錦糸町から総武線で3駅、なんなら快速に乗れば一駅とすぐの場所です。
しかし、私はバスで行かなくてはならないという制約がありますので、ルートを調べました。
錦糸町~新小岩は1本で行けるバスはなく、京葉交差点で乗り換えが必要らしい。
錦25か錦27系統のバスに乗り、新小21系統に乗り換えました。
京葉交差点は、亀戸とか平井からもバスが出ていて、新小岩からは2種類バスが出ている
とってもバスの出入りが激しいバス停でした。乗り継ぎは道路を渡らなくてはならなかったですが
本数が多いのでバスはすぐに来てくれました。
ここまでで、私はバスに7回乗っています。
帰りは新小岩から1本なので、結局私は500円で8回も都バスを利用させていただきました。
さらに、新小岩から温泉まで送迎バスに乗るので、その往復を入れたら1日で10回もバスに乗ってしまいました。
水素バスもありましたが、あまりエコじゃないかもしれませんね…
さて、新小岩駅に降りた私は送迎バスの乗り場を探しました。
ウェブサイトを見ると南口のこの辺~って感じの地図が乗っているのですが
私が今いるのが南口どうかがわかりませんでした。
だいぶウロウロしてしまったのですが、降りたところがまさにそのまま送迎バスの乗り場だったんです~
近すぎて見えなかったのですが、遠くから見たらものすごい大きな看板があったんですね!!
そして、看板の下は送迎バスの待合所になっていました!!!
こんな駅前に無人の何もないスペースがあるなんてビックリです。家賃がいくらか気になります。
中は椅子があるとかではなく寂れた感じになっていて、なんとなく居づらかったです。。。
冬の寒い時だったら、外にいるよりマシかなって場所でした。
温泉は微妙にさびれていました(笑)
故障中で使えないジェットバス?(ボタンがあって故障中とだけ書かれてたので、どんなものかは不明)と、これまた故障中で維持費がかかるとか書いてあったので直すつもりなさそうな檜風呂と、露天風呂の滝みたいな部分もカラカラに乾いていました(笑) やはり閉店ラッシュの温泉施設、経営難なんですね。
あと、浴室で垢すりやってました。良いんですけど、やられている方は
パーテーションとかやって欲しいのでは?
他には、レンストラン、ゲームコーナー、漫画コーナーがありました。
スイーツは惹かれるものがなく、ここでは食べませんでした。
リラックスルームは天井に星空があって良い感じでした。
テレビも付いていましたし、フラットなベッドみたいなのもありました。
私の座ったところは、リクライニングがガクンと最後まで下がって、戻らなくなってしまいました。。。
料金は普通に払えば2,680円と、たっか~いって思っていましたが、土日は別として、常連さんなどはこの値段で入る人はあまりいないかもしれませんね。私はレディースデー1,320円で入りました。
昭和っぽい雰囲気で、貴重な施設なので潰れないでほしいな~と思います。
でも、温泉事業開始は平成13年とのこと。
?? 前は温泉じゃなくてスーパー銭湯としてやってたのかな?
本当に平成だったのかな?しかも13年て平成入ってけっこう経ってる…
というわけで、また送迎バスで新小岩に戻って、都バスに乗って帰ったのでした。