江戸川区にある魔法の文学館に行ってきました。
あの『魔女の宅急便』の原作者「角野栄子」さんの美術館です。
子供向けの絵本がた~~くさんあって読み放題の場所なのですが、子供だけじゃなくて大人も楽しめます。
行く前は、単なる子供のための絵本図書館だと思っていたのですが、
不思議な世界に入り込めるような雰囲気と、企画展や栄子さんのアトリエ、カフェがあります。
行った時は江戸川区の施設なのでHPなど商業的でなく地味目だったのですが、
3ヶ月くらいぶりに見たらトップに動画が入っていたり、前より魅力が伝わるものに変わっていました!
(なので写真もいっぱい出てるし雰囲気はこちらを見てもらった方が分かりやすいです…)
入館料は700円で、区内在住・在勤者は500円となります。
私は派遣なので社員証とかありませんが、在勤で500円で入れました\(^o^)/
平日に行ってみて空いていたら当日入れることもあるようですが、基本的に予約制です。
でも、けっこう不便なところにあるのでそんなに混まなそうです。
(ロゴマークのせいか、さっきまで「魔女の文学館」だと思っていたw でもコレで検索しても出ますw)
魔法の文学館となぎさ公園
普通につつじがすごかった!
私が行ったのは4月下旬だったのですが、ツツジが満開で、駐輪場から見える景色が一番すごかったです。
前情報ではひっかからなかったのですが、隣の「なぎさ公園」はつつじの名所でもあって約130品種17,000株のツツジが植えられているのだそうです!!
ツツジの品種などを紹介している看板もあって興味深くお勉強になりました。
ツツジ山は、文学館の裏側なので、バスで来る人は気づかないで帰ってしまいそうです。
4月に訪れた方は、裏に回るのを忘れないようにしてくださいね!!
文学館正面向いには、なぎさポニーランドがあります。
こちらでは無料で(お子様限定)ポニーの乗馬体験ができます。
このように、文学館以外の楽しみもあっていいですね。
予約の時間になったら…
こちらのガラス張りのおしゃれな建物が文学館になります。
予約の時間が近づいてきたので、入り口の係員さんに画面を見せます。
この日は暑かったので、時間が来るまで中で待たせてもらえました。
上の写真の方に洋服がハンガーに掛けられているのが見えますでしょうか?
この辺りがショップになっています。
こじんまりとしたスペースですが、けっこう興味深いものが売っていました。
※ここまで書いて気づいたけれど、館内の写真をネットにアップしてはいけないとのことです。なので、館内の写真は、公式インスタグラムに公開されているものを引用するのみになります~
そしてショップの隣がカウンターになっていて、そこでお支払いをします。
キャッシュレス決済OKです。
カウンターの向かいにロッカーがあるので荷物を預けましょう。ベビーカーは店員さんへ。
私が予約した時間でちょうどシアターの始まる時間だったので、館内を回る前にまずシアターへ向かいました!
4面映像の「黒猫シアター」には驚きの仕掛けが!
私は驚いたのですが、その秘密の仕掛けのネタバレを書きますので現地で知りたい方は読み飛ばしてください。
そして、なんだったの?と思ったら、読み返しに来てください♪
インスタの説明では「『おばけのアッチ』や『リンゴちゃん』など、人気キャラクターが登場するインタラクティブなプログラムが体験できます。」と書かれていますが、インタラクティブとかいう単語がわからなくても特に調べずにスルーしてしまった私。
『おばけのアッチ』や『リンゴちゃん』も知りませんでしたけど、子どもたちは知っているみたいですね。
私は後悔したのですが、これらの絵本は前もって読んで行った方が何倍も楽しめると思います!!
単語を知っている人、コトバンクのページを見た人はわかったかと思いますが、
まさに「タートルトーク」がここにあったんです!!
その日によってシアターテーマが違うのですが、私の時はおばけのアッチが登場しました。
子どもたちに名前を聞いたり、好きな食べ物を聞いたりと会話をするんですねー。
タートルトークの返しの凄さには定評がありますが、こちらも変な質問に対応できるということでしょうか?
裏の人の技量が求められるシステムを導入してきました!!!
でも質問は子供さんだけにしかいきません。
今後入場者がガラガラになったら大人にも質問してくれるかな?
参加者一人とう日もありえそうですよね。
4面映像は画面ではなくプロフェクションマッピングになっているようでした。
画面を踏んだり触ったりするイベントも今後あるかもしれませんね。
全面ピンクの世界へ!まずは1階を紹介します
まず思ったのが、「思ったよりピンク」
モニターの環境によるのかもしれませんが、ウェブサイトの写真は赤に見えました。
友達も赤だと思ったと言っていましたが。実際はウェブサイトの基本カラーの色でした。
(当時は無色サイトで写真しか参考にできなかった)
そして入ってすぐに目につくのですが、目の前に大きな階段があります。
端っこに丸いクッションが並べてあって、ここでも座って本を読めるみたいです。
段差がかなり低いので大人が座るのは難しそうですが
午後には疲れたお父さんがここに座ってうたた寝していました笑
そして階段の右側は、コクリコの町。
壁一面プロジェクションマッピングになっていて、おばけのアッチが飛んでいたり、時計もちゃんと時間を刻んでいます。
周りにあるお家の窓を開けると、それぞれ違うものが見えます。
ぜひ、全部開けてみてくださいね!
そして階段の裏はシアターなのですが、町とシアターの間には素敵な本棚スペースが。
本当に素敵な空間ですよねー!!
2階は、アトリエ、本棚、ギャラリーのスペース
アトリエのデスクの上には、直筆原稿や絵具などの文房具が置かれ、棚には愛読書や旅先で集めた美しい小物が並べられています。絵本の世界とはまた違うリアルの世界ですが、コレクションを見たり画材を見たりで楽しめます。
他にも角野さんのファッションを知れる洋服などの展示や、経歴を学べたりするミニシアターもあります。こちらの映像は大人向けです。私もチラっとしか見ませんでした。今後なくなりそうな予感(笑)なので早めに見ておいた方がよいですね。
そして企画展スペース。
私が伺った時はこちらの「びっくりレストラン」。
フルーツが積み重ねられたアートやピザが積み重ねられたアートがあったり、自分でピザを作れるスペースがあったのですが、完成したら画面に映し出されてそれが動くんですよ~。
いろいろと技術的にすごいですね!(子供とは見る視点が違うんだろうな)
そして、2階からはテラスに出て外で読書ができます。
この日は暑かったので誰も外にいませんでしたが、なにかヒサシでもあれば気持ちよく本が読めそうです。
大きな木があって木陰で読めたら最高ですけどね~!
冬は寒いし、子供が芝生で絵本を読んでる映え写真を撮ったらさっさと室内に入ることになりそうですね。
いよいよ3階・カフェキキへ!!
カフェはインスタになかったのでウェブサイトでご覧ください。
こちらはピンクの世界ではなく、全面が窓でとっても明るいカフェです。
窓を強調するためか、椅子とテーブルと床は真っ黒です。
窓の外には大きな桜の木があって、江戸川側は絶景が広がっている、とっても素敵なカフェです!!
カウンター席があって、目の前にドーンと桜です。
今度平日に一人で来て、こちらでゆっくりしたいと思いました。
こちらは外から見たカフェとスイーツだけ写したもの↓
魔法の文学館では、入館した方しかカフェもショップも利用できません。
外から入れそうでしたが、カフェだけのお客さんが来ても管理が難しそうですものね。
アクセスはこちら
東京メトロ東西線「葛西駅」か、JR京葉線「葛西臨海公園駅」からバスになります!
駐車場は1時間100円ですが、アリオ(無料)に停めて歩いていっても良いかと思います。
(第一駐車場からは徒歩8分)
葛西駅、駐車場付近に限定マンホールがありますので、見つけてみてくださいね~
あと、あまり知られていないけど希望の丘にブイロクの木が植えられています。
私が初めて行ったのは2年前です。
全然知らないで「希望の丘」ってなんだろうかと思って行ってみたら見つけました。
植えられたのは私が行った3ヶ月前だったようです。
この時は、魔法の文学館もただの建設現場でした。
現場の金属の壁に、こちらの説明が貼られていました。(「最後に」って?解散したの?)
小高い丘でまあまあの景色は見えますが他に何もない場所で、なんでこんなところに…?という印象でしたが、今は文学館ができて人が集まる場所になりました。(当時はコロナ禍でポニーもお休み)
でも文学館ばかり目立って、一緒に行った人誰もブイロクの木に興味を示しませんでしたけどね笑
ブイロクと聞いて旧ジャニのあのV6のことって繋がる人が意外と少ないのでしょうね。
オリーブの木のイメージもありませんし、なにかV6と書かれた記念碑でも一緒に置かれていないと…
とまあ、どうでもいいですね笑
みなさんにとっては少し不便な場所となります。しかし、とっても素敵な空間を楽しめますし、ついでになぎさ公園でポニーを見たり、V6の木を見たり、アリオで遊んだりできますので、一度訪れてみてください!